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宝塚ライフ歯科・矯正歯科の記事『床矯正の失敗例5つ!失敗を招く要因や失敗しないためのポイント』

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床矯正の失敗例5つ!失敗を招く要因や失敗しないためのポイント

こんにちは。兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科です。

床矯正をする男の子

床矯正とは、歯の内側に装置を取り付けることで、顎の骨を拡大する治療法です。床矯正を行えばスペースを確保できるため、歯並びを効率的に整えられます。

しかし、お口の状態や治療するタイミングによっては、失敗につながることがあるので注意が必要です。

この記事では、床矯正の失敗例5つとその要因について解説します。床矯正を失敗しないためのポイントについても言及していますので、ぜひ参考にしてみてください。

床矯正の失敗例5つ

床矯正の失敗例が5つあるイメージ

床矯正の代表的な失敗例は、以下の5つです。

噛み合わせが悪化した

噛み合わせは、一番奥の歯が上下で一致した位置にあるかどうかで判断します。床矯正で顎を急激に拡大すると、歯の位置のバランスが悪くなり、噛み合わせも悪化することがあるのです。

見た目には歯並びがよくなったように見えても、奥歯で噛みにくい、しっかり噛めないなどが起こり得ます。また、噛み合わせの悪化により顎関節症を発症し、日常生活に支障をきたすこともあるかもしれません。

噛み合わせの悪化は、床矯正の大きな失敗といえます。長期的にお子様の健康を守るためにも、装置の装着時間を守ったり、定期的に診察を受けたり、慎重に治療を進めることが大切です。

出っ歯が悪化した

床矯正では、顎を広げる力が働くため、歯列全体が内側から押し出されます。顎が小さいことで歯並びが悪化している場合、床矯正によって効率的に歯並びが整えられます。

しかし、元々外側に開いた出っ歯の場合、内側から歯が押し出されると出っ歯が悪化することがあります。出っ歯を効果的に改善する治療法もあるので、お子さまにあった治療法を選択することが重要です。

正中がずれた

歯科における正中とは、前歯の真ん中のことを指します。上下の正中が合っていることで、口元の審美性を高められます。

しかし、床矯正で歯並びや噛み合わせが変化すると、正中がずれ、見た目を損なうことがあるのです。見た目が悪くなると、床矯正が失敗したと感じやすいでしょう。

治療が終わらない

上顎は10歳ごろまで、下顎は15~18歳ごろまで成長するといわれています。

ただし、この年齢はあくまでも目安の時期です。適切な時期に床矯正を開始しなければ、なかなか顎の骨が広がらないことがあります。

床矯正を始めたにも関わらず治療の効果が得られなければ、床矯正の失敗に感じるでしょう。

後戻りを起こした

床矯正で顎を広げた直後の骨は、まだやわらかく不安定な状態です。そのため、床矯正が終わったからと何もしなければ、元の形に戻ろうとして後戻りを起こすことがあります。

床矯正の失敗を防ぐためにも、治療後は歯科医師の指示を守ってリテーナーを装着しましょう。

床矯正の失敗を招く要因

床矯正の失敗で悩む男の子

床矯正は、子どもの成長を利用し、顎の拡大を目指す治療法です。そのため、床矯正の治療の開始時期が適切でなかったり、治療に対するモチベーションが低かったりすれば、治療の失敗につながる可能性があります。

ここでは、床矯正の失敗を招く3つの要因について解説します。

適応症例ではなかった

床矯正は、顎の骨を広げることで歯並びを整える治療法です。例えば、顎の小さいことが原因で起こる、叢生(そうせい)や八重歯、受け口、出っ歯などの治療が可能です。

しかし、すきっ歯や歯が外向きに生えたことが原因で起こる出っ歯などの場合、床矯正を行うと失敗につながることがあります。上述した通り、床矯正で顎を拡大することで歯が外側にさらに押し出され、歯の突出感が強くなるケースがあるのです。

このように、お口の状態によっては床矯正が適切ではないケースがあります。床矯正を選択する前に十分な検査を受け、歯科医師とともに治療法をよく検討することが大切です。

治療するタイミングが適切ではなかった

床矯正は、子どもの成長期を利用し、顎の骨を拡大する治療法です。子どもの顎が成長する時期やスピードには個人差があり、適切な時期に床矯正を開始しなければ、十分な効果が得られないことがあります。

治療の開始時期が遅すぎる場合、十分な結果が得られず、治療の失敗につながるかもしれません。床矯正の適切な開始タイミングは、子どもによって異なります。

歯並びによっては早めの時期に治療を開始するのがよい場合もあるため、子どもの歯並びが気になった時点で歯科医師に相談しましょう。

子どもが治療に消極的だった

小児矯正は、子どもの治療に対するモチベーションを維持することが大切です。特に、床矯正の場合、装着時間が短ければ十分に顎を拡大できず、治療の失敗につながる可能性が高いといえます。

そのため、床矯正の治療の進め方や歯並びが整うことのメリットをしっかり説明し、治療の重要性を理解してもらうことが大切です。保護者の方だけで治療の説明やサポートが難しい場合は、プロである歯科医師や歯科衛生士に相談してみましょう。

床矯正で失敗しないためのポイント

床矯正で失敗しないためのポイントを説明する男の子

床矯正で失敗しないためのポイントは、以下の3つです。

実績のある歯科医院を選ぶ

床矯正を失敗しないためには、小児矯正について実績のある歯科医院を選ぶことが大切です。先述したように、お口の状態によっては床矯正が適切でないことがあります。そのため、床矯正について実績のある歯科医院を選びましょう。

無料でカウンセリングを行っている歯科医院もありますので、気軽に活用してみましょう。

十分に検査を受けて治療の説明を受ける

床矯正の適切な治療計画を立てるには、丁寧な問診を行い、十分に精密検査を行うことが大切です。検査が不十分であれば適切な治療計画が立てられず、治療が長期化する可能性があります。そのため、検査設備の整った歯科医院を選択しましょう。

また、治療計画を立てた後は、患者様に治療の進め方や治療期間・費用についてご説明いたします。患者様に十分な説明がなかったり、メリットばかり説明されたりする場合、治療の失敗につながるかもしれません。

どんな治療法でも、デメリットやリスクが存在します。治療の説明を丁寧に行い、患者様の疑問に真摯に答えてくれる歯科医院を選択することが大切です。

歯科医師とコミュニケーションをとる

床矯正は、永久歯を並べる土台である顎の骨を整える治療法です。そのため、細かな歯並び・噛み合わせのコントロールが必要な場合、他の治療法を行うのが一般的です。

しかし、患者様が床矯正だけで歯並びが整うと思っている場合、失敗したと感じるかもしれません。床矯正の後に、マウスピース矯正やワイヤー矯正を提案されることもあるので留意しておきましょう。

治療前には、歯科医師とよくコミュニケーションをとり、治療のゴールやすすめ方を確認しましょう。また、疑問や不安な点がある場合は必ず確認しておいてください。

床矯正で失敗してしまったときの対処法

床矯正の装着時間を守るイメージ

床矯正で失敗してしまったときの対処法は、以下の3点です。

装着時間を守る

床矯正の装置が入りにくいと感じる場合、後戻りが起こっている可能性があります。このような場合、まずは装置の装着時間を守りましょう。

床矯正は、1日の内12~14時間以上、装置をつけておく必要があります。装着時間を長くするほど治療効果が高まるため、食事や歯磨き以外の時間は装着しましょう。

適切に装置を取り扱う

床矯正では、ねじを定期的に回して装置を調整する必要があります。適切に装置を取り扱わなければ、歯並びが悪化したり、装置が破損したりするおそれがあります。

そのため、必ず歯科医師の指示に従って装置を取り扱うようにしましょう。痛みが強い場合や装置の破損が見られる場合は、すぐに歯科医師にご相談ください。

歯科医院を受診する

床矯正の失敗を感じたら、すぐに歯科医院を受診しましょう。また、床矯正の治療中は、定期的に診察を受けることも大切です。

定期的な診察では、顎の拡大が適切に行われているか、口内にトラブルが起きていないか、装置の調整が必要かなどを確認します。診察を怠ると、顎の拡大が順調にすすまず治療の失敗につながる可能性があります。

虫歯や歯周病に気付けず、治療が延期することもあるので注意が必要です。トラブルや口内の異変を感じたら、なるべく早く歯科医院を受診しましょう。

患者様の声

患者様の口コミイメージ

ここでは、当院で治療を受けた方の口コミをご紹介します。

お子さまが矯正されている方

子ども2人が4年程前からお世話になっています。2〜3ヶ月に一度、メンテナンスでお世話になり、上の子は1年程前から歯列矯正も始めました。

先生方はとても優しく、いつも丁寧に歯列矯正の流れについて説明してくださいますし、メンテナンスにおいてもしっかりとチェックしてくださっています。

メンテナンスの時に、毎回ガチャガチャをさせてもらえるのが子どもたちは嬉しいようで、今まで「行きたくない」と言うことなく、毎回楽しみに通っています。受付の方も親切で、院内もとても綺麗で清潔感があります。

共働きなので、土曜日も夕方まで利用できるのも助かっています。予約やキャンセル、変更はアプリでできるのも便利です。

お子様と受診されている方

毎回子供を連れて行っていますが、対応もよくベビーカーで行っても広いので助かっています。子供は最後にガチャガチャができるので歯医者に行くのが楽しみのようです。

まとめ

3人の子供たち

床矯正では、治療がなかなか終わらない、噛み合わせや出っ歯が悪化したなどで、治療の失敗を感じることがあります。適応症例ではなかったケースや治療開始のタイミングが適切でなかったことなどが原因として考えられるでしょう。

床矯正の失敗を防ぐには、歯科医師と綿密にコミュニケーションを取り、適切なタイミングで治療を開始することが重要です。また、お子様の治療に対するモチベーションも欠かせないため、ご家族と歯科医院が一丸となって治療に取り組むことが大切です。

床矯正を検討されている方は、兵庫県宝塚市にある医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科にご相談ください。

当院は、0歳から100歳まで家族みんなで安心して通える歯医者を目指して診療を行っています。小児矯正・小児歯科や成人矯正、虫歯・歯周病治療やマタニティ歯科など、さまざまな分野に力を入れています。

当院のホームページはこちらWEB予約LINEの予約相談なども受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

   奥村亮司

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